理事会スポット
2014年6月14日理事会
◇出席
30人
◇情勢
①安倍首相は10日、患者と医師の同意を前提に混合診療が可能となる「患者申出療養」制度の創設を表明した。
②政府が閣議決定を行う「骨太の方針」に都道府県ごとに医療費の抑制目標を導入することや薬価改定を毎年行うことが盛り込まれることが明らかになった。地域の医療費水準はレセプトデータや入院日数、薬剤量、後発薬使用状況などから、国が決めるとしており、医師の裁量権が狭められ、管理医療が進むことになる。
◇医療運動対策
医療介護総合法案の参院厚生労働委員会での審議で、介護保険料2割負担増の根拠となっていたデータが誤っていた問題について、田村厚労相あてに抗議声明を出すことが提案され、承認された。
◇医療活動報告
協会も協賛したNPO法人医療的ケアネットの企画「医療的ケア『3号研修』をひろげ充実した支援の輪を」について杉本理事か報告した。吉岡(正)副理事長が、読売新聞の「歯を削る危機7割使い回し」記事について歯科部会社保ニュースを発行し、情報提供したことを報告した。
◇病院有床診療所対策部
保団連「届出医療管理と適時調査に関する美容院対象FAXアンケート」に協力することが承認された。
◇政策部
保団連の消費税増税影響調査への協力が承認された。