理事会スポット
2015年9月26日理事会
◇出席
24人
◇情勢
政府は2020年度から医学部の定員を減らす検討に入った。ベッド数を削減させるのに合わせて医師数を抑え、医療費を抑制するため。ただし地方の医師不足を解消するために、偏在の解消が課題だと日経新聞は報じている。
◇医療運動対策
安保関連法案成立抗議声明が承認された。9/12国会行動、「安保法案に反対する医師・歯科医師緊急アピール」第二次集約記者会見に足立・加藤(隆)・近重各理事が参加したこと、10/22国会行動と国民集会への参加呼びかけ、大型宣伝・ラジオ関西番組への出演者募集などが報告された。
◇医療活動報告
社保審医療保険部会で「16年診療報酬改定に向けた基本方針」の議論の中で、厚労省が提案した「超高齢化社会における医療政策の基本方向」「地域包括ケアシステムと効率的で質の高い医療提供体制の構築」「経済・財政との調和」の3点の基本認識とそれに基づく4つの視点が確認され、中医協で議論されている病床機能分化や医薬品の適正使用の推進など各検討項目について説明された。
◇共済普及対策
15年度後半期共済普及目標と取り組み状況、グループ保険更新期普及を最重点とし、病院開拓による勤務医拡大で新規加入を獲得し、新規・増額22億円達成を目指すことが報告された。