理事会スポット
2016年1月23日理事会
◇出席
24人
◇情勢
中医協は診療報酬改定の議論の骨子案を示した。病床の再編・削減のために、7対1入院基本料等の算定要件見直しを打ち出した。紹介状なしでの大病院受診では定額徴収を義務付けた。
◇医療運動対策
①保団連受診抑制実態調査に466件協力、
②新患者署名で意見を提出、
③中央要請行動の予定と参加呼びかけ、
④県行革連絡会対県交渉、
⑤ストップ神戸空港発行のパンフレット普及等が報告された。
◇広報活動
①理事長への意見募集フォームをWEBサイトに設けること、
②ストップ患者負担増署名に関する会員アンケート結果、
③WEB署名コーナー設置などが報告・承認された。
◇医療活動報告
「診療報酬マイナス改定に抗議する」声明を安倍総理あてに提出したこと、中医協「診療報酬改定骨子案」へのパブコメの提出を会員に呼びかけたこと等が報告された。16年度診療報酬改定の動向として、現行の介護療養病床・医療療養病床(25対1)が提供している機能を担う選択肢として、「住まい」の機能の強化を中心とした①医療を内包した施設類型、②医療を外から提供する「住まい」と医療機関の併設類型、への移行が検討されていることが報告された。
歯科では「地域包括ケアシステム推進のためかかりつけ歯科医機能を評価」「口腔疾患の重症化予防・口腔機能低下への対応等」とされているが、施設基準が高いことが報告された。