兵庫県保険医協会

◇出席

　27人

◇情勢

　13日の中医協総会で、新薬の高薬価問題が議論された。「オプジーボ」の先月の売り上げは1357億円となり、１年当たりの医療費が最大1兆7500億円増えるとの試算も出された。

◇医療運動対策

　ストップ患者負担増署名は４月20日現在、5,351筆、会員参加率8.93％と保団連必達目標を達成し伸ばしている。受診抑制実態調査についてのマスコミ懇談会は６紙の記者が参加し、４紙で報道されたことが報告された。

◇医療活動報告

　熊本地震に対する国の対応(医療機関の状況、一部負担金の取り扱い、診療報酬・介護報酬の取り扱い等）が報告された。HPVワクチン接種および医師需給問題について、厚労省資料が報告された。

◇春の組織強化月間と共済普及対策

　未入会員への紹介状等の協力が要請された。

◇保険でより良い歯科医療を兵庫連絡会

　市民講座「鵜呑みにしますか？その健康情報」(4/17)について、79人の参加で歯の健康相談も５件あったことなどが報告された。

◇震災対策

　熊本地震について、保団連として災害対策本部を立ち上げたこと、政府に対し「被災者医療と医療提供体制確保に関する要望書」を提出したこと、救援募金に取り組むことなどが報告された。兵庫として事務局員を現地派遣するなどの活動を行うこと、情報発信、熊本協会へ見舞金を送ることなど了承された。