兵庫県保険医協会

◇出席

　19人

◇情勢

　厚労省の「医療従事者の需給に関する検討会」は19日、医師の「偏在」対策として、医師が不足する診療科・地域について都道府県が目標値を設定して専門医などの定員を調整する、自由開業・標榜を見直すなどの中間取りまとめ案を作成した。

◇医療運動対策

　ストップ患者負担増署名は５/23現在10,966筆、会員参加率10.43％と保団連目標を達成し、5/19に国会に第１次提出したこと等が報告された。

◇医療活動

　内閣府「経済財政運営と改革の基本方針2016（仮）」、財政制度等審議会「『経済・財政再生計画』の着実な実施」などが報告された。定額負担の導入、ＯＴＣ類似薬の保険外しなどが引き続き議論されている。

◇春の組織強化月間と共済普及対策

　西山理事長が神戸大学付属病院医局の教授を直接訪問、宮武副理事長が百年記念病院理事長・院長を訪問するなどの取り組みが報告された。

◇保険でより良い歯科医療を兵庫連絡会

　第6回懇談会(5/14)に、民進党の井坂議員、公明党の中野議員、共産党の堀内議員が参加したこと、井坂議員が「技工士問題は全国民的課題で、直接国民に訴え支持を得ることで政治家や厚労省を動かさなくては」と発言したことなどが報告された。