兵庫県保険医協会

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理事会スポット

2016年7月23日理事会

◇出席

 20人

◇情勢

 厚労省は、社会保障審議会医療保険部会で、患者負担増計画の議論を開始。望月委員は、高齢者の高額療養費制度の上限額引き上げと、75歳以上の窓口負担2割化を主張している。

◇医療活動

 「データヘルス時代の質の高い医療の実現に向けた有識者検討会」での検討事項、生活保護基準部会の検討作業等が報告された。歯科分野では、歯科治療総合医療管理料の施設基準届出要件の緩和や、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」施設基準要件の撤廃など、不合理是正を求める声が会員FAXアンケートに寄せられたこと等が報告された。

◇震災対策

 ①借り上げ復興住宅からの強制退去問題、
 ②災害援護資金の貸付要件が熊本地震では東日本大震災と比べ大きく後退していること、等の情勢が報告された。

◇政策部

 ①兵庫県の地域医療構想案が発表されたこと、反対するパブリックコメントを県に提出したことが報告され、構想案の問題点が解説された。
 ②また、G7神戸保健大臣会合関連企画として、シンポジウム「国民皆保険制度の意義と今後の展望(仮)」を全国自治体病院協議会会長の邉見公雄先生、先端医療振興財団臨床研究情報センター長の福島雅典先生を招いて開催する(10/2)ことが紹介された。

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