理事会スポット
2017年7月22日理事会
◇出席
21人
◇情勢
厚労省は中医協の費用対効果評価専門部会に1年健康に延命できる薬に公的保険にいくらまで支出を認めるべきかを聞く世論調査の内容を示した。これに対し保険財政の現状などに触れない点につき意見が相次ぎ、案の修正を検討することになった。政府は最終的に1年健康に延命できるための費用が高く支払いを許容しない人が多い薬を費用対効果が悪いとして保険収載しないことを検討している。
◇医療活動報告
18年度「診療報酬・介護報酬改定に向けた保団連要求」冊子の内容、「遠隔診療」について出された厚労省通知の内容等が報告された。
◇震災対策
借り上げ復興住宅問題、福島県南相馬市長との懇談、九州豪雨の被災協会(福岡、福岡歯科、大分各協会)へのお見舞い訪問が報告された。
◇環境公害対策部
「クボタショック」から12年の尼崎アスベスト被害の現状が報告された。
◇共済部
17年共済前半期普及について、保険医年金の普及が全国1位と好調であったことが報告された。
◇組織部
保団連「勤務医労働実態調査2017」勤務医アンケートへの協力が承認された。