兵庫県保険医協会

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理事会スポット

2017年12月9日理事会

◇出席

 22人

◇情勢

 新聞各紙は、来年の診療報酬改定について、政府は本体部分を引き上げる方針を固めたと報じている。一方、財務省の財政制度等審議会は「国民負担の抑制や制度の持続可能性の観点から、診療報酬本体についてもマイナス改定が必要」「(介護報酬について)国民負担の増加を抑制していく観点から…一定程度のマイナス改定とすることが適当」などと主張している。

◇医療活動報告

 ①11月29日中医協で、地域包括診療料・加算の見直し、抗菌薬使用量削減のための対応、遠隔診療の評価等が議論されていること、
 ②病院・有床診療所対策部が開催した経営対策懇談会「診療報酬改定の最新情勢~入院料・療養病棟のゆくえ~」の内容、
 ③保団連近畿ブロックとして実施した、近畿厚生局との懇談内容が報告された。

◇歯科部会

 ①パンフレット「日本の歯科技工を守ろう(仮)」を18年1月に保団連から発行予定であること、
 ②書籍『口から見える貧困 健康格差の解消を目指して』に大きな反響があり、12月13日には兵庫県健康増進課・教育委員会と懇談予定であることが報告された。

◇震災対策

 ①神戸市が新たに東灘区の借り上げ住宅の入居者2人を訴えたこと、
 ②借り上げ住宅追い出し裁判では、武村副理事長・広川顧問の意見書を弁護団が裁判所に提出したこと等が報告された。

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