理事会スポット
2019年11月9日理事会
◇出席
24人
◇情勢
再編統合の検討が必要として、厚生労働省が9月に424の公立・公的病院を名指ししたことで、各地の病院や自治体が反発している。厚労省が分析した診療実績は、政府が重点化を求めてきたがんや心疾患での高度医療や救急、小児、周産期など。全国自治体病院協議会長の小熊豊・砂川市立病院(北海道)名誉院長は「地方の小さな病院はそもそも取り組んでいない所もある。何でこんな評価を受けなければならないのかという声が上がるのは当然だ」と述べている。
◇医療運動対策
「診療報酬の引き上げと患者窓口負担の軽減を求める」会員署名への取り組みや、市民向けPRイベント「医療知ろう!!―健康フェスティバル」の開催、クイズで考える日本の医療2019スペシャル「日本の年金っておかしくないですか?」企画検討状況等が承認された。
◇医療活動
来年度診療報酬改定に向けた中医協の議論が紹介され「かかりつけ医機能」の評価として機能強化加算や地域包括診療料等の算定要件・施設基準の見直し、受診時定額負担の対象病院の拡大が報告された。
◇歯科部会・保険でより良い歯科医療を兵庫連絡会
「保険でより良い歯科医療を求める」署名が9千筆を超えたことを報告し、目標1万筆達成に向け、重ねての協力、結成10周年記念市民学習会への参加を呼びかけた。