理事会スポット
2020年3月14日理事会
◇出席
19人
◇情勢
看護師が医療行為の一部を医師に代わってする「特定行為」が始まって5年。厚生労働省は2025年までに10万人以上を養成したいというが、今年3月末で目標の約2%、2400人程度にとどまる見込み。
◇医療運動対策
「生活保護基準引き下げ処分取り消し訴訟」の公正な判決を求める団体署名に協力することが承認された。
◇医療活動報告
①新型コロナウイルスをめぐる社会情勢に鑑み新点数研究会を中止せざるをえないこと、
②医科・歯科とも例年通り改定テキストを会員に送付し、新点数研究会にかわる動画配信を行うこと、
③診療報酬改定実施日の延期・金パラ「逆ザヤ」即時解消の緊急要請書と、新型コロナウイルス感染症に関する要望書を首相と厚労大臣宛に送付したことが報告された。
◇歯科部会
金パラ「逆ザヤ」の即時解消を求める要請署名への協力用達が384人であり、引き続き、会員に協力を訴えていくこが報告された。
◇災害対策
東日本大震災9年メモリアルで、岩手・宮城・福島各協会に理事長メッセージを送ることを等が承認された。
◇政策部
①2/22付で「新型コロナウイルス感染症に関して医療提供体制の充実を求めるとともに過度な人権制限に反対する声明」を、3/7付で「新型コロナウイルス感染症に関して検査体制と相談体制の強化を求める声明」を出したこと、
②清水ただし衆議院議員(共産)に協力して、「公立・公的医療機関等の診療実績データの分析結果」を資料提供し、同議員が2/26の予算委員会第二分科会で質問したこと、等が報告された。