理事会スポット
2020年11月28日理事会
◇出席
22人
◇情勢
政府の全世代型社会保障検討会議で75歳以上の医療費の窓口負担引き上げをめぐり議論が行われた。菅義偉首相は「年末に取りまとめる最終報告で結論を得たい」と表明した。日本医師会は新型コロナ禍の影響が懸念されており、高齢者に追い打ちをかけるべきではない」として、2割負担は限定的にすべきだと主張。これに対し、健康保険組合連合会は、保険料を払って医療保険財政を支える現役世代の負担を軽減するために「(75歳以上の)52%を2割負担にする必要がある」とした。
◇医療運動対策
協会明石支部の要請活動が実り、明石市が高3まで所得制限なしで医療費窓口負担を無償化すること等が報告された
◇医療活動
①モデルナ社、ファイザー社、アストラゼネカ社の各ワクチンの保存温度・使用期限・有効率の比較、
②病原体検査の指針(第2版)、
③商業施設等に対し冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気方法(厚生労働省)等が報告された。また、
④2021年度介護報酬改定における訪問看護ステーションにおける人員配置基準の新設(看護師比率6割の要件化)等が報告された。
◇組織強化月間と共済普及対策
組織現勢は増勢を続け7,635人となったこと、新規開業医セミナーを開催(1/31)すること等が報告された。
◇理事研究会
「黒い雨と内部被曝~被爆者認定訴訟の問題点」講師:本田孝也長崎協会会長