兵庫県保険医協会

◇出席

　19人

◇第102回評議員会（11/19）準備

　決議案、会務報告が提案され、決議案は議論を踏まえ政策部会で修文の上、提案することが了承された。

◇情勢

　財務省は財政制度等審議会で、2022年度の医療法人の経常利益率が平均８・８%だったと示し、診療報酬を引き下げるべきだと主張した。財務省が診療所の経営状況を把握するため、財務局を活用して行った「機動的調査」に基づく。

◇医療運動対策

　①「すべての医療機関を守るため診療報酬の大幅引き上げを求める医師・歯科医師要請署名」到達10/31現在498筆、
　②秋の保険証廃止反対に関する取り組み、
　　ⅰ）保団連の患者窓口署名「保険証残せ」到達：2,113筆・158医療機関、
　　ⅱ）自治体議会「意見書」採択請願の進捗状況(9月議会提出：尼崎、神戸、明石、姫路、西宮)、等が報告された。

◇医療活動報告

　2024年度診療報酬改定の動向について、11/8中医協総会の資料をもとに報告された。特に、
ⅰ）情報通信機器を用いた診療の現状、
ⅱ）入院について、「軽症等の高齢者の急性期医療のニーズの増大と共に、医療資源投入量が比較的少ない疾患の症例についても7対１病棟に救急搬送なので入院する割合が高い」と、問題視されていること等が報告された。

◇第32回日常診療経験交流会（10/29）

　104人(来場46人、Web58人)の参加があったこと、18演題 (医科11、歯科4、薬科3)の発表があったことが報告された。