審査対策部だより
細菌培養同定検査の減点・復活事例
2024.06.05
〈患者〉国保
〈診療年月〉2022年4月
〈主な傷病名・診療開始日〉食道カンジダ症の疑い、他 2022年4月26日
〈主な請求内容〉
初診料 288×1
胃・十二指腸ファイバースコピー 1140×1
細菌顕微鏡検査(その他のもの) 64×1
細菌培養同定検査(消化管) 190×1
微生物学的検査判断料 150×1
〈減点内容〉
細菌培養同定検査(消化管) 190×1→0
〈協会コメント〉
食道カンジダ症について、内視鏡下での目視による診断だけでなく、細菌培養にて同定する必要があった背景や理由等を記載の上、再審査請求されてはいかがでしょうか。
〈再審査請求コメント(抜粋)〉
内視鏡検査で食道粘膜に白色の粘液斑が密集して見られ、粘液を採取し塗抹と培養に供した結果カンジダが検出されています。
〈再審査請求結果〉復活