文化部だより
春のウォーキング「そよ風シーサイドウォーク」
2009.04.26
感想文 疲れを感じず4.5Kmウォーク
日頃、歩くことを意識していなければ、ウォーキングも運動不足解消程度にとどまってしまいます。今回の参加者の中での高年齢の側からの感想を仰せつかりました。運動不足と老化はよく似ている面があるといわれます。歩くことに消極的になりがちな暮らしに危惧を抱きました。
参加コースの中で、甲子園鳴尾球場跡地に向かうとき、ノルディックウォーキングを初めて体験しました。雪のない、歩くスキーのような印象を持ちました。歩き方を意識すると形に左右されて歩きづらく感じましたが、歩き方、歩く形こそが健康を左右することも少し学びました。腕を曲げて後に大きく振って歩く姿勢は、私にとって心地よく弾みになり、疲れを感じることもなく4・5㎞を歩きました。
自然環境センターでは、古い時代の写真、地図と現在の風景を見比べたり、たくさんの渡り鳥が訪れることを知りました。童心にかえり、貝殻や流木をみつけて砂浜をサクサクと歩きました。海がきれいで、鳥たちが集まって来ることも、人が健康で歩き続けることもすべて大切に守り、つくりあげる努力が必要であることを感じました。
歩いた後の酒造通りでいただいたソフトクリームのおいしかったこと。昼食交流会と心の健康づくりも配慮してくださった楽しい一日に感謝しています。
【真星病院・職員 山本千枝子】