文化部だより
伊勢・志摩旅行(2013/11/03~11/04)参加記
2014.01.10
文化部は11月3日、4日に「近鉄特急しまかぜで行く 伊勢志摩の旅『鈴ミュージアム見学と伊勢参り』高級旅館「ひろはま荘」で海の幸に舌鼓」を開催。会員、家族など14人が参加した。感想文を紹介する。
貴重な土鈴コレクションに触れる
観光特急しまかぜに乗ってしゅっぱ?つ! 当日は鉄道の日も重なり、途中の駅では、しまかぜを見ようと多勢の人が集まっており、なんだか乗っている自分たちまで超有名人になった気分でした。事務局の話では、なかなか団体で予約を取るのが大変だそうで、取れてホッとしたとのこと。ネットで見てみると、確かにほとんど予約でいっぱいの人気ぶりでした。感謝感謝。
さて、車両は伊勢神宮の式年遷宮のために新造されただけあり、まだ新品の香りが漂っていました。座席も広々としていて、自分の体に合うように調節可能で、おまけに、リズムマッサージ機能付きです! 窓のカーテンも電動で上げ下げでき、思わず、何回か動かしてしまいました。
車内には個室やラウンジ、展望車もあり、トイレも廊下も広々としており、快適でした。ラウンジでは、南伊勢育ちの五ヶ所完熟みかんジュースがオススメです。あっという間の『しまかぜ』の旅でした。
次は、昼ごはん。駅のレストランで昼食! てこね寿司を期待していましたが、幕の内弁当だった?!食べ終わり、1時間休憩の間、近くの志摩マリンランドを見学。こじんまりした水族館でしたが、なかなか見応えがありました。
ペンギンのお出迎えから始まり、古代魚の生き残りやオウムガイなどの珍しい展示や、寿の模様のあるカンパチ、国内初の繁殖事例であるマツカサウオなどなど。そして、最後はマンボウの展示で締めくくり、ガメラの赤ちゃんでも出演した亀のお見送り!! その後、船で向かった先は、山田旺先生(西区・歯科)が、約50年間にわたり収集された、珍しく、貴重な土鈴が展示してある志摩鈴ミュージアム。さまざまなタイプの土鈴があることや、土鈴愛好家に関するお話を聞くことができた、とても興味深いミュージアムでした。
次に訪れたのは大山玉宝美術館で、12万個の真珠でできた雌雄のシャチホコ、世界最大の大山社宝の天然真珠。値段もつけることができないほどの国宝級の玉宝、人間国宝の陶磁器を堪能させていただきました。【西宮市 村上 博】
本場の伊勢海老水揚げを見学
早起きし、6時30分に旅館の送迎バスで近くにある和具港へ送ってもらった。港にはたくさんのテントが張られ、伊勢エビ漁の船が帰ってくると、次々網をテントに運び、そこで網にかかった伊勢エビを一匹ずつていねいにはずしていた。この港は伊勢で最も水揚げ量が多いところだと説明があったが、立派なエビが次々とかごに入れられる様はまことに豪快であった。
送迎バスで賢島駅へ。電車とバスで伊勢神宮内宮に着いた。内宮は参拝者でいっぱいだった。式年遷宮で鳥居や正殿などの社殿が新しくされ、美しく清らかであった。手を清め無事を感謝してお参りをした。お札やお守りをいただき、五十鈴川の辺りの散策を楽しんだ。
その後、おはらい町やおかげ横丁を歩いた。どの店も人でいっぱいだったが、赤福本店で赤福を食べ、いろいろな店をのぞいて楽しいひと時を過ごした。
いよいよ旅も終わり、路線バスに乗ろうとしたが乗車待ちの人が多く、帰りの電車に間に合いそうになかった。また、タクシーも待ち時間が長いため、最寄りの駅まで歩くことになった。
約30分お土産など重い荷物を持って歩いたのはしんどかったが、無事予定した電車に間に合い、これもいい思い出になった。
今回の旅行でいろいろとご案内をしていただいた山田先生、一緒に旅行していただいた皆様のおかげでいい旅行ができました。ありがとうございました。【長田区 川田 哲己】