女性医師・歯科医師の会
女医インタビューを始めるにあたって 医療における〝女性性〝見直す
2010.01.05
女医の会世話人 服部かおる
多田梢副理事長、落合愛子副議長の後を受けて、兵庫協会女性医師・歯科医師の会の世話役を仰せつかりました。今、この小さなグループで実行可能なことを模索しています。
日頃より万事バランスが大切だと思っているのですが、これまでの医師の世界は男性型社会であり、そこに無理や不均衡がありました。先駆けて少子化社会を迎えた北欧諸国では、女性の社会進出と家庭での男性の役割の大きさが特徴です。この北欧社会を参考に、女性と男性双方の考え方をうまく組み合わせていくことが理想です。
そこで当会では、女性医師ならではの視点で医療をとらえて学ぶ研究会を計画しました。さっそく1月には神戸支部との共催で抗加齢学会から講師をお招きします。
また、医療の中でも特に健康ということにスポットを当てて、禁煙指導、栄養と食事、サプリメント考、メンタルヘルス、環境問題についてなどのプランがあがっています。会員の皆さまからの声もお待ちしています。「兵庫保険医新聞」では、現役先輩女性医師のご活躍の様子をシリーズ紹介していきますので、どうぞお楽しみに。