兵庫県保険医協会

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専門部だより

女性医師・歯科医師の会

ドキュメンタリー映画上映会 ご報告

2011.01.19

 映画「地球交響曲第七番」上映会

(監督:龍村 仁氏、出演者の1人であるアンドルー・ワイル氏は現アリゾナ大学統合医学プログラム部長で、統合医療の先駆者)
日 程  12月11日(土)~12月17日(金) 1日2回上映
 <上映時間>
  11日(土)1回目10:50~13:00 ※服部先生講演13:00~13:40 2回目18:30~20:40
  12日(日)1回目10:30~12:40 ※服部先生講演12:40~13:20 2回目18:30~20:40
  13日(月)~17日(金) 1回目11:00~13:10 2回目18:50~21:00
会 場 元町映画館(神戸市中央区元町通4丁目1-12)

会員医療機関をはじめたくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました。

感想文「平和な社会でこそ人類は発達する」

 ジョゼフ・メイソン著の『神ながらの道』の中に、「神社は日本人にとって、原kannkyaku.JPG始的直観を新たにする霊的元気回復の場である」と記され、「この世のすべてを生み出し、形づくり、生かし続けている大自然の計り知れない力は、直接目に見えるものではないが、その力が実在するからこそ、私たちは生きている。いや、生かされている」との記述あり。
 映画は、祭祀の様子が描かれ「大自然の目には見えない力に生かされていることを思い出すとき、人は素直になり元気を取り戻すことができるのではないでしょうか」と問いかける。
 1966年3月、私を含む医師・患者・職員ら約30人が集った。日常診療総括会議のまとめを読みながら、社会精神身体医学を模索し、患者の個人的・社会的背景、居住・食生活・職場条件などについて話し合った。その後、現場調査し、患者の立場に立っていち早く東洋医学療法を取り入れ、喜ばれた。
 人間は本来もっている「伸びゆく力」を最も自然に伸びるように仕向けていくことが
養成の基本で、人類の全面発達を保障するのが平和な社会であると、大上段に話し合った若き日を懐かしみながら、鑑賞した映画だった。
 社会のもろもろの歪みが免疫力、抵抗力、自然の治癒能力を崩壊させ、自殺まで産出する。命よりも利益最優先とする資本主義社会の実態が猛勢をふるって、母なる地球、生物を崩しつづけている。
 愚直なまでにも、世の現象を科学の目で見つめ直す真摯な人間愛の絆を、医療の中に根付かせたい。

【東灘区 口分田 勝】

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