女性医師・歯科医師の会
研究会「サプリメントの扱い方」感想文
2011.07.15
研究会「医療機関におけるサプリメントの扱い方」
賢く栄養素を補う知恵が必要
女性医師・歯科医師の会は6月18日、研究会「医療機関におけるサプリメントの扱い方~患者さんの相談や質問にうまく答えるために」を開催し、77人が参加した。株式会社ヘルシーパス代表取締役社長の田村忠司氏が講師を務めた。参加者の感想文を紹介する。
長女が生まれてから、食の安全に強く関心を持つようになった。なるべく身近でとれた旬のお野菜を、できるなら無農薬のものを、などと考えて食材を選ぶようになった。
「スナック菓子や合成調味料、冷凍食品などは、体によくない」とできるだけ食卓から排除したものの、時折何がどういけないのだろうと、ふと疑問に思ったりする。今回のお話は、そんな日ごろの疑問をすっきりとさせてくれる内容であった。
コンビニ弁当、スーパーのお惣菜、あらかじめ切って水煮されたお野菜など、都会で暮らす忙しい主婦が重宝する食品が数多く販売されている。それらの多くが、栄養学的にミネラル不足だそうだ。ミネラル不足は、さまざまな不定愁訴を生み出す。
健康に過ごすためにはバランスのとれた栄養摂取が不可欠だが、日々の生活において栄養バランスを常に維持できる理想的な食生活を送るのはなかなか難しい。そこで、賢く良質の食材を選び、足りない栄養素を適量補う、知恵と知識が必要なのだそうだ。原材料表示の見方、内容の見分け方は大変勉強になった。
患者さんに適切なアドバイスができるよう、まずは私自身が賢い消費者でなければと思った。
【歯科・準会員 廣田 博子】