環境・公害対策部だより
自然の島に巨大ダム 必要性どこに
2012.06.15
環境・公害対策部は小豆島新内海ダム視察会を開催し、8名が参加した。参加者の感想文を紹介する。
5月27日、小豆島巨大ダム建設現場見学と寒霞渓散策の協会環境公害対策部の視察会に参加した。森岡芳雄先生、山中忍先生と奥様、永本浩先生、宗実琴子先生、林祐介と事務局2人が参加した。
姫路港から小豆島福田港までフェリーで行きグリル山で昼食を済ませダム建設現場の見える所まで移動した。
建設が進む新内海ダム(447メートルの巨大な堰堤のダム)が見えてきた。住民の80パーセントが同意したというが直下住民の75.7パーセントが認めていない。どうみてもこんな巨大なダムをここに建設する必要性が見えてこない。
寒霞渓の自然を守る会会長の山西氏および事務局佐伯氏は「小さい頃は川であゆがいたしほたるもいた。ダムの建設が始まりすっかり見なくなった」となげいておられた。
その後寒霞渓山頂までロープウェイで行き徒歩で下山した。その途中たくさんの野生のサルにであった。また見上げると奇岩があちこちで見られた。
寒霞渓の森にこれだけ多くの野生のサルが生息しているのを見てこの森の豊かさが実感できた。福田港から姫路港にフェリーに乗り姫路港で解散した。天候にも恵まれよい1日を過ごすことができた。
【西区・歯科 林 祐介】