環境・公害対策部だより
10・13原発ゼロ☆統一行動「再稼働反対!」全国の思いをひとつに
2013.10.25
保団連も参加する原発をなくす全国連絡会は首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクションとともに、10月13日に東京で「10.13原発ゼロ☆統一行動」を開催した。集会、デモ、国会議事堂前行動にのべ4万人(主催者発表)が参加した。協会からは川西敏雄副理事長、森岡芳雄理事が参加した。
日比谷公会堂での集会では、作家の大江健三郎氏、医師の肥田舜太郎氏らが脱原発への思いを語った。広島への原爆投下での被爆者でもありながら医師として被爆問題に取り組んだ肥田氏は「子どもや孫に、原爆や原発の問題を残してはいけない。私たちの世代の責任である」と訴えた。
集会後の東京電力や経済産業省前をめぐるデモでは、ドラムのリズムやコールに合わせ、「再稼働反対」などのアピールを行った。
国会議事堂前では、福井など原発立地地域からの参加者や団体、国会議員などによるスピーチが行われ、福島第一原発からあふれ出ている汚染水問題の解決や、原発依存をやめ自然エネルギーへの転化を求めるアピールが行われた。