環境・公害対策部だより
「原発即時ゼロ」「子ども・いのち・くらし」守る請願署名へのご協力のお願い
2014.02.06
「原発即時ゼロ」「子ども・いのち・くらし」守る請願署名へご協力を
事故から3年目を迎える福島第一原発では、依然として汚染水の流出が続き「収束」とはほど遠い状況にあります。福島県では、未だに14万人が避難生活を余儀なくされ、震災関連死も昨年末現在1,625人に達しています。福島県民の願いは、国の責任で早期に事故を収束するとともに、生活再建、完全賠償、健康管理、原発ゼロを実現することです。
しかし、こうした課題に目途もつかない中、政府は原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけ、核燃料サイクル政策についても「着実に推進する」とした「エネルギー基本計画」を閣議決定しようとしています。「2030年代に原発ゼロ」方針を撤回し、将来にわたって一定の規模を維持するとともに、規制委員会の審査で安全性が確認された場合は再稼働を認めるとしています。こうした動きを断じて認めるわけにはいきません
福島原発事故以来、原発から撤退し、再生可能エネルギー中心の社会への転換を求める国民世論が高まっています。
今、ふくしま復興共同センターでは、「原発即時ゼロ」、「子ども・いのち・くらし」を守るなど、県民の切実な要求実現めざして請願署名運動を展開し、全国に協力を呼びかけています。
ぜひ署名にご協力をお願いします。