環境・公害対策部だより
尼崎公害患者・家族の会が総会
2014.08.05
尼崎公害患者・家族の会は7月12日、尼崎市総合文化センターで第43回定期総会を開催し、110人が参加した。
羽柴修弁護団事務局長が「協議で実現させた環境レーンやロードプライシングなどの大型車規制の尼崎ルールを守り、全国に広げていかなければならない」と報告。
松光子会長が「協議は終結したが、まだ連絡会は続く。力を貸してほしい」と呼びかけ、さらに「いま一番心配しているのは、戦争にならないか。命がけで私たちが守ってきた平和・青い空・尼崎のまちを、ありったけの力で守りたい」と語り、会場全体で「集団的自衛権行使『閣議決定』に反対する決議」を採択した。
稲村和美尼崎市長が「尼崎が国の環境モデル都市となった。取り組みを次世代に引き継いでいきたい」とあいさつ。また、野村医院院長の中田雅之先生が来賓あいさつした。
森岡芳雄理事(環境・公害対策部長)の「尼崎公害患者会が掲げてきた『戦争こそ最大の環境汚染』という言葉と経験から学ぶとき」とするメッセージが読み上げられた。