環境・公害対策部だより
高浜原発の再稼働はさせないで! 2・21県庁包囲行動
2015.03.05
井戸広域連合長に再稼働反対訴え
協会も参加する原発をなくす兵庫の会など3団体は2月21日、関西広域連合長でもある井戸俊三兵庫県知事に、関西電力高浜原発3・4号機(福井県)の再稼働に合意しないよう訴ようと、「県庁包囲行動」を行い、協会からは住友直幹・松岡泰夫両評議員、冨永弘久先生の3人が参加した。
福井県小浜市明通寺の住職であり、大飯原発差し止め訴訟の原告団長でもある中嶌哲演氏が
「大飯原発3・4号機がもし再稼働すれば、一年間で広島型原爆2000発分の『死の灰』を
新たに作り出す。再稼働のための膨大な対策費、稼働後に「第二のフクシマ」が連発した場合の巨大なリスク・コストを考えると、速やかな廃炉決断が賢明。原発の再稼働は断じて許され
ない」とスピーチした。
集会の終わりには約500人が手をつなぎ県庁を包囲し、「高浜原発再稼働反対」「原発は全部廃炉に」などと訴えた。