環境・公害対策部だより
アルプス(ALPS)処理水海洋放出に反対する署名」にご協力ください
2021.11.05
2021年4月13日、日本政府は東京電力福島第一原発事故に伴うアルプス(ALPS:多核種除去装置)処理水の海洋放出を決定しました。海洋放出方針は、漁業者はもとより多くの住民が反対しており、「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」という東電と地元漁業者の約束を反故にして決定されたものです。
アルプス処理水には放射性物質であるトリチウムが含まれていますが、これまで、トリチウムの海洋放出にかかわる詳細な健康被害の調査は行われていません。また、トリチウム以外の放射性物質が、アルプスで処理された水の約7割に、基準を超えて含まれていることを経産省が認めています。このような中での海洋放出決定は、地元関係者の合意はもとより、安全性の担保すらままならず、断じて容認できません。
宮城協会や、全国保険医団体連合会(保団連)は、東北の4団体が提起する「アルプス(ALPS)処理水海洋放出に反対する署名」に取り組むことを呼びかけています。兵庫協会でも保団連の提起を受け、同署名に取り組むことを決定いたしました。先生におかれましても、ぜひご協力いただけますようお願い申し上げます。兵庫保険医新聞11月05日号同封の署名用紙(右上)に、先生ご自身およびご家族・スタッフの皆さんにご署名いただき、返信用封筒でご返送ください。
患者の皆さまなどにお渡しいただける場合は、協会事務局までご注文ください。
また、インターネットからも署名することが可能です。左のQRコードよりアクセスください。
【ネット署名はこちら】
https://bit.ly/3GxgAkb
この件についてのお問い合わせは、電話078-393−1807まで