政策宣伝広報委員会だより
「クイズで考える日本の医療」が終了 応募総数7千件超に 「窓口無料の国に驚き」 「取り組みぜひ続けて」
2012.02.25
協会が昨年11月から取り組んできた「クイズで考える日本の医療―窓口負担を無料にできるって本当?」は、締切の1月末までに7193件の応募となり、抽選会で当選者130本が決まった。応募数の多かった会員5医療機関のトップ賞も確定した。
今回の「クイズで考える日本の医療」は、患者負担をめぐる様々なデータを紹介し、患者負担の軽減について考えていただくことを目的にしたもの。
寄せられた意見では、先進国の中では患者負担が無料になっていることについて「無料の国があるなんて知らなかった」などの声が多く寄せられ、正解を解説した資料が「分かりやすくてよかった」などの声も寄せられた。
また、「無料にできればいいが難しいのでは」「無料にまでしなくてもよいのでは」などの声もあった。
2月8日に抽選会を行い、関係役員が抽選箱から抜き出した。当選者にはすでに通知を送付しており、景品も送付中。
景品は、血圧計や体組成計、クッキーの詰め合わせやハムの詰め合わせなど、グルメ・健康グッズ6商品で、応募者が一つを選択する。
なお、トップ賞の5医療機関は、1位が237本、5位は94本で、6位の会員93本とは1本差だった。
応募数は、これまでの最多8075通(前回)に次ぐもので、次回の大型宣伝に向け、まとめを行うことにしている。
応募者の声
クイズ応募用紙意見欄の一部を紹介する。
・窓口負担をなくし、いろいろな人が治療できるようになればいいと思う。
(西宮市・40歳)
・社会保険料に高い金額を支払って、窓口で医療費・薬代を高額支払って、どちらも安くしてほしいです。
(尼崎市・44歳)
・無料は無理でも、もっと安くなればありがたいですね。
(長田区・74歳)
・安心できる生活、医療保障、年金受給など、もっと政治家は考えていただきたい。公平な税の使用を求める。
(加西市・44歳)
・インフルエンザ予防など、予防医療も保険対象にすべきだと思います。
(宝塚市・48歳)
・小学生の子には少し難しかったですが、普段知ることのない話をしながらクイズを楽しみました。
(兵庫区・10歳)
・よく病気をするため、医療費は高いので、無料になるとうれしい。
(垂水区・47歳)
・日本はもっと、社会保障先進国だとばかり思っていました。
(西宮市・64歳)
・医療従事者としても、患者様の窓口負担は少ない方が良いと思います。
(中央区・36歳)
・税金が無駄に使われているので、その分、医療費を無料にしてほしい。
(芦屋市・64歳)
・子どもと一緒に考えました。無料になればとてもうれしいです。
(垂水区・38歳)
・貧富の差拡大世情により、年齢制限をなくし、所得による窓口負担格差をつけるなど、アイデアを出し法整備すべきと思う。
(姫路市・57歳)
・日本は医療制度は進んでいると思っていたのに、こんなに悪いとは!
(三田市・60歳)
・年がいくと病院へ行く回数が多くなるので、少しでも安くなるように。無料は大変よい。
(姫路市・81歳)
・保険料も高いのに、窓口負担も高いのはちょっとどうか...と思います。
(加古川市・44歳)
・高血圧持ちの主人の薬代が毎月とても高くて困っています。せめて2割になれば...。
(丹波市・38歳)
・おもしろかったです。
(たつの市・11歳)