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会員意見実態調査結果 (5)診療報酬・審査対策(下) オンライン請求 医科60%・歯科4%

2012.12.05

今回の診療報酬改定について、医科の「貴院で影響が多いと思われる項目は」との問いでは、「検体検査料の引き下げ」が19.3%と最も多く、以下「ビタミン剤投与制限の拡大」「処方せん料の一般名処方加算」「静脈採血料の引き上げ」「再診料・時間外対応加算1」「再診料・時間外対応加算2」と続いている(図)
 処方せん料の一般名処方加算については、算定している医療機関が59.3%もあるにもかかわらず、「評価できる」が9.6%と低く、「どちらでもない」41.7%、「評価できない」40.9%と続く。これは、薬局との連絡体制など面倒なわりには、点数が2点と低いためだと思われる。
 「レセプトはどの方法で請求していますか」との質問には、医科で60.9%が「オンライン」と回答しており、以下「電子媒体」が21.7%、「レセコン使用で紙レセプト」が7.0%、「手書きレセプト」が5.2%となっている。一方、歯科は「電子媒体」46.2%、「レセコン使用で紙レセプト」44.2%が並び、「オンライン」は3.9%、「手書きレセプト」5.8%という結果となった。
 「レセコン使用で紙レセプト」「手書きレセプト」と回答した会員のうち、医科で85.7%、歯科で46.2%が「今のまま請求を続ける」を続けているとしている。「レセコン使用で紙レセプト」の医療機関は、15年度からは猶予措置が終了し、オンライン請求への変更が必要になる。
 近畿厚生局が今年の診療報酬改定の説明会を「集団指導」として実施したが、医科40.0%、歯科75.0%の会員が参加した。
 

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