政策宣伝広報委員会だより
ストップ 患者負担増 署名「私も集めてます」 インタビュー(2)
2014.11.15
置くだけであっという間に集まりました
芦屋市・芦屋こころとからだのクリニック 春田 博之先生
「受付に署名を置くだけで誰にでも書いていただける」と春田先生
署名をカウンターに置いただけでしたが、あっという間に集まりました。誰にでも関係がある署名だからと思います。
私は漢方をメインにやっているので、漢方薬の保険外しは論外だと思います。漢方は一般医薬品では治りにくい病気でも病状が改善することもあり、うまく使えば医療費を減らすことができます。安倍首相は潰瘍性大腸炎にかかって、その治療のために漢方を使い、そのありがたみを知っているはずなのに、外そうとするのはひどいと思います。
今の政府は医療費を抑制することしか考えていないですね。ジェネリックの差額を負担させるなどもひどい話で、医療のことを全然知らない人がつくったような、荒っぽい内容だと思います。
公共事業などには税金を使っているのに、医療費に回すお金がないという説明は疑問に思います。社会保障を良くするために消費税を上げたはずが、医療費の負担額が上がり、またさらに上げようとするのはひどい話です。
署名が採択される率は低いですが、声を上げた方がよいと思います。今後も署名に協力します。
付き添いの方にもお願いしています
灘区 M医院
署名の趣旨に賛同し、署名を集めています。
ポスターを受付にはり、できるだけ多くの方に政府の進める患者負担増計画について知っていただき、患者さん自身だけでなく、付き添いの方などにも署名を書いてもらうようにしています。スタッフだけでなく、ときには私自身も受付に行き、署名をお願いしています。
診察中でも、余裕があれば話題として政府の進めようとしている患者負担増計画について話し、署名していただくこともあります。
政府の財政が厳しい中で、政府がしっかり説明した上で患者さんの負担が少しずつ増えていくのはやむを得ないのではとも思いますが、急激な負担増は受診抑制を招き、結局は良くないと思います。患者さんの負担ができるだけ少なくなるのが一番です。
大変な時代を迎えている中で、署名というのは政策に対する一つの意思表示です。皆で協力して署名を集め、より良い医療をつくっていきましょう。