政策宣伝広報委員会だより
「安保関連法案」反対 医師・歯科医師 緊急アピール "違憲法案に絶対反対! " 賛同FAX300件超える 「私のひと言」に怒りの声
2015.08.25
用紙いっぱいに懸念の声が書き込まれている
協会が取り組んでいる「安全保障関連法案に反対する」医師・歯科医師緊急アピールは、8月19日までに返信が301件となった。「私のひと言」欄には、憲法を無視した法案に対する怒りや海外での武力行使に対する不安などがびっしり書き込まれており、中には、意見が欄におさまりきれずに、別紙にて送信されたものもあった。寄せられたひと言の一部を紹介する。ご返信がまだの方は、ぜひFAX078-393−1802までご返送いただきたい。
・国民の大多数が反対する安保関連法案を強行に成立させることは民主主義に反する行為です。即刻廃案にしていただきたい。
・集団的自衛権の容認は憲法違反ですし、政府のいう砂川事件判決も1972年見解も合憲とするものではありません。後方支援やPKOにおける「かけつけ警護」は、明らかに軍隊そのものの役割であり、憲法第9条を逸脱しています。
・世界情勢は変化していくのでそれに対する対応は必要だが戦争につながる法案には反対。憲法第9条に違反している。どうしても必要なら先に憲法改正をしてからが筋。
・法案に賛成した議員は海外の戦場に派遣されている自衛隊に1年間同行させるようにしてください。安全だと言っているのですから。現場を勉強させてください。
・どこまで突っ走る気ですか安倍独裁政権。来年の参院選挙では必ず自民党にNOの裁きを!
・われわれの息子・娘・孫たちの将来に禍根を残さない。
・不測の事態に備えて...といわれますが、不測の事態なら「テロ」ということで、それはそれに対する対策を立てれば良いことだと思います。武力に武力をもって対抗して平和が保てるのならば今世界で起こっている内戦や戦争、テロはなぜなくならないのでしょう。もうこれ以上、弱者を苦しめる政策はやめていただきたいし、そのような政策しか考えられない政治家、議員方には即刻退職していただきたいです。
・昭和20年は中学校3年生でした。あの食物が何もない時期、燈火規制で暗い日々、心も暗い日々。8月15日、電燈を暗くしなくてもよい日を思い出します。
・同盟国を守るために戦闘参加。聞こえはいいですが、同盟国が行っている戦闘が、世界平和のための本当に正しいものかどうかは怪しいものです。それに巻き込まれて日本自身が攻撃されたりしたら一体どうなるのでしょう。いったん戦争となると、物資も不足するため、インスリンを注射している人、人工呼吸器を使っている人、透析をしている患者の人たちは、たちまち犠牲になるのではと思って、ぞっとします。