政策宣伝広報委員会だより
市民に医療情報届けたい 10月からクイズチラシ・ラジオ関西スタート!
2016.09.25
「日本の医師数は多い?少ない?」−こんなクイズなどをきっかけに、患者さんや市民に日本の医療の現状を知らせ、社会保障改善の世論を高めるため、協会は10月から景品付きクイズチラシとラジオ関西番組の二つの企画を開始する。景品付きクイズチラシは、医療に関するクイズに答えると、抽選で兵庫県のグルメ景品が当たるもの。待合室などで患者さんに配布していただき、回収していただく方式となっている。ぜひ多くの医療機関のご参加、ご協力をお願いしたい。
クイズチラシは「医師数」がテーマ
2005年から実施している景品付きクイズチラシ。今回は「日本の医師数は多いの?少ないの?」をテーマに取り組む。 日本の医師数については、さまざまな研究で、高齢化による医療需要増加に伴って、今後も大多数の医療圏で不足するとされている。しかし、政府は、地域医療構想に基づく病床削減計画で、2040年には医師が4万人以上過剰になるという推計を発表し、医師数の抑制を行おうとしている。今回は医師数の国際比較や医師の過重労働の実態を知らせ、政府の医師数抑制政策の問題点を知らせる。
正解者の中から100名に抽選でグルメ景品があたる。取り組んだ会員には、もれなく図書カードを、さらに30通以上の応募があった会員には、「30オーバー賞」として、2万円の旅行券を抽選で10人にプレゼントする。
前回、応募した患者さんからは、「楽しく知ることができた」「いつも楽しみ」「患者負担が軽くなるようがんばってください」など、たくさんのご意見や励ましの声が寄せられている。
また、取り組んだ会員からも「患者からも職員からも喜ばれる」と大好評。これまで取り組んでいなかった会員の先生もぜひ、取り組んでいただきたい。
今号同封のポスター
ラジオで聴いて「医療知ろう!」
二つ目の企画は協会提供のラジオ番組「寺谷一紀と!い・しょく・じゅう!」の放送。番組では「聴く医療 医療知ろう」コーナーに、パーソナリティーの寺谷氏らと一緒に会員が出演する。コーナーは2010年から毎年続けており、病気の予防や治療に関することから、国の医療政策の問題点まで多岐にわたるテーマについて主に協会役員が出演し、分かりやすく解説する。コーナーの放送期間は10月6日から2017年3月30日までの毎週木曜日、19時25分頃から10分間。10月6日の第1回目は、西山裕康理事長が「患者負担増」について話す予定。
景品付きクイズチラシにご参加ください
クイズチラシは医療機関で配布し、回収していただく方式です(協会ウェブサイトからも応募可能)。待合室等に応募用紙と回収ボックスを置いていただき、集まった応募用紙を協会に郵送いただきます。ぜひ「クイズチラシグッズ」(クイズチラシ100枚兼応募用紙、ポスター、回収ボックス、返信用封筒、すべて無料)をご注文いただき、ご協力ください。クイズチラシグッズのご注文は、月刊保団連10月号に同封の注文用紙にご記入いただきFAXで申し込みいただくか、電話078-393−1807までご連絡ください。昨年度、ご参加いただいた会員医療機関には、今年も引き続きクイズチラシグッズをお届けします。