兵庫県保険医協会

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景品付きクイズチラシ「診療報酬ってなーに?」 応募総数 過去最高の10,248通

2018.02.25

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協会担当役員が過去最多となる204人の当選者を厳正に抽選した(2月14日)

 診療報酬引き上げの世論づくりへ、市民にクイズで診療報酬について知ってもらおう−−。協会が実施した、景品付きクイズチラシ「クイズで考える日本の医療・2017秋」の応募数が1万248通と、過去最高となった。クイズは「診療報酬ってなーに?」をテーマとし、昨年10月から1月15日までの約3カ月間、会員医療機関または協会ウェブサイトで患者・市民の方々からの応募を受け付けた。

 クイズは、「診療報酬とはどういう意味でしょうか」「盲腸を手術した場合、日本の診療報酬は世界の主な10都市の中で何位でしょうか」「一人当たりの医療費を国際比較すると、OECD加盟国の中で日本は高い方から何番目でしょうか」の3問。
 医療機関の維持費や医療従事者の給与の原資となる診療報酬が低く抑えられ、医療機関が厳しい経営を迫られている実態を、市民に分かりやすく伝える内容となっている。国民が安心して医療を受けられる社会の実現のため、医療の質と量を担保する診療報酬の引き上げを求める世論をつくることがねらい。ヒントを読めば正解が分かるように工夫されており、正解率は9割以上となっている。
 応募用紙の「ご意見」欄には応募者から「診療報酬について正確なことを知ることができた」「日本の医療費がとても低いことに驚いた」など、多数の感想が寄せられた。
 景品付きクイズチラシは、2005年に第1回を行って以来、毎回好評で、2012年からは年間2回実施に増やした。患者・市民に楽しみながら情報を知ってもらえるのが魅力。
 今回は正解者の中から50人に1人の割合で兵庫県内のグルメ景品が当たるよう、当選本数を以前よりも大幅に増やした結果、これまでの2倍以上となる204人が当選した。2月14日の政策・運動・広報委員会で当選者の抽選を厳正に行い、近日中に景品を発送する。取り組んでいただいた会員には、もれなく参加賞として図書カードをお送りする。
 3月からの第2シーズンでは「お医者さんってどれだけ働いてるん?」をテーマに、医師の長時間労働の実態を伝える予定。応募箱や応募用紙、ポスターがセットになったグッズを用意しており、申込用紙を3月初旬にお届けする予定である。ぜひお申し込みいただきたい。
 以下に応募者から寄せられた意見の一部を紹介する。

寄せられた声
・ラジオで知って応募しました。診療報酬はずっと医者の給料のことだと思っていたけど、違うということがわかりました。(加古川市・19歳)
・診療報酬の言葉はよく聞きますが、内容は知らなかったので、良い機会となりました。(豊岡市・36歳)
・医療にかかる機会が増えてきました。安心安全の医療が実現することを願っています。(三田市・68歳)
・私は、現在、管理栄養士を目指しているので、診療報酬について知ることができてよかったです。最近では診療・介護報酬の減額案が出ており、労働者の賃上げをめざすアベノミクスに反する方針ではないのかと思っています。(伊丹市・22歳)

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第2シーズン(3/16〜5/31)にご参加を
 クイズチラシは医療機関で配布・回収していただく方式です(協会ウェブサイトからも応募可)。待合室等に応募用紙と回収ボックスを置いていただき、投函された応募用紙をまとめて協会に郵送いただきます。ぜひ「クイズチラシグッズ」(クイズチラシ兼応募用紙100枚、ポスター、回収ボックス、返信用封筒、すべて無料)をご注文いただき、ご協力ください。
 ご注文は、月刊保団連3月号に同封の注文用紙にご記入の上、FAXいただくか、電話078-393−1807までご連絡ください。第1シーズンにご参加いただいた会員医療機関には、今年も引き続きグッズをお届けします。
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