兵庫県保険医協会

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署名インタビュー「私も集めてます」(1) ハガキ署名など活用して署名を集めます 中央区  武富 雅則先生

2020.02.25

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医院内でポスターも掲示しています

 政府の医療・介護の負担増計画の阻止へ、協会は「医療・介護の負担増の中止を求める請願署名」に取り組んでおり、2月18日までに3270筆が寄せられている。協会では5万筆を目標に、会員医療機関に署名をお願いしている。医療機関での署名の取り組みをシリーズで紹介する。今回は、中央区・武富整形外科の武富雅則先生にお話を伺った。

 協会から署名用紙が届きましたので、さっそくスタッフに協力をお願いし、返送しました。窓口で署名を集めると、患者さんの中には、窓口に住所などの個人情報が置きっぱなしになると心配される方もおられます。しかし、今回は、1名用の署名用紙や、家に持ち帰って返送できる「ハガキ署名用紙」もあるとのことで、「医院での個人情報の取り扱いが心配」という先生方も取り組みやすいと思います。
 患者さんから「受診時の自己負担が高額で厳しい」との声はしょっちゅう聞いています。当院のような整形外科では、リウマチ患者さんが多いですが、バイオ薬剤を処方すると薬代が月額3~4万円ほどにもなることもあります。患者さんの負担を少しでも軽減できるようにと、院内処方でがんばってきましたが、昨年10月の消費税増税により納入価格が上がったり、不良在庫を抱え込んだりしたため、泣く泣く院外処方へ切り替えました。あまりに高額な薬剤は是正すべきです。
 政府が主張するように、財源が厳しいことはもちろん理解していますが、国会議員の皆さんには、この財源問題や少子化問題について、真剣に議論してほしいですね。個人的にも、日本各地で地域の衰退が起こっていると感じています。現在のようなデフレ下では、世界から取り残されていくと危機感を覚えています。地域の活性化のために、医療提供体制などの社会インフラを整備することで、各地の経済が良い循環に入っていけるのではと考えています。
 協会が、労働者の給料を引き上げることが、経済の好循環を生み出し、国民の納める所得税などの税収、社会保険料なども増え、財源を確保できると主張しておられることには賛同します。署名を通じて国会議員にしっかり要請して、日本の将来に向けた建設的な議論を進めてもらえることを期待します。

みんなでストップ!負担増
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医院でのプライバシーに配慮した「ハガキ署名」もご用意

ご注文は電話078-393-1807まで

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