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会員意見実態調査結果 TVで紹介 受診抑制で地域医療が危機に 西山理事長が出演

2021.02.15

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受診抑制の実態を西山理事長が語った

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将来に「不安がある」49.5%などの調査結果を紹介

 

 協会西山裕康理事長は2月3日、1月に引き続いて、MBSの報道・情報番組「ミント!」に出演。協会が実施した「会員意見実態調査」の結果をもとに、医療機関の減少から必要な医療が提供できなくなるおそれがあると警鐘を鳴らした。

 番組では「診療続ける地域の医師たち」として、新型コロナ禍で発熱外来診療にあたる開業医を特集。診療・検査医療機関を担う大阪府の医療機関で初診患者が激減した実態を紹介するなかで、「『受診控え』で地域医療崩壊の危機」として、協会が実施した会員意見実態調査の結果を報道した。回答者の49.5%が自院の将来に「不安がある」とし、医療機関の継承についても「閉院する予定」が31.0%に上っていることを紹介。西山理事長が、「最近開業した若い先生が、このままでは安定的な経営ができないと、閉院して勤務医に戻った先生もいる」「この傾向が進めば必要な医療が提供できない状況になるのでは」と訴えた。
 調査結果についてスタジオでは、「とりわけ地方では、コロナ禍以前より、医院経営が成り立たないという理由で、継承ではなく閉院を選択する医療機関が増加しているが、コロナ禍でその傾向が加速していることが懸念される」などの意見が出された。

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