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第5回新型コロナウイルス感染症会員アンケート 神戸新聞報道「苦慮する県内医療機関」 マスコミ報告会に5社参加

2021.06.15

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神戸新聞が5月31日付夕刊でグラフ付きで報道

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西山理事長(上)が結果について報告。報告会にはテレビ局も参加

 新型コロナウイルス感染症による病床逼迫で、民間病院や診療所にも感染者への医療提供やワクチン接種への協力が一層求められている。協会は県内医療機関の対応状況や不安、疑問点などを把握し、厚生行政に反映させるため、会員医科・歯科医療機関に対して第5回目となるアンケートを行い、518件の回答を得た(結果詳細については前号既報)。5月26日にはマスコミ向けに報告会を開催し、神戸新聞や朝日新聞、しんぶん赤旗、時事通信、関西テレビの5社が参加。神戸新聞としんぶん赤旗が報道した。

 報告会では西山理事長が、アンケートの結果について説明。ワクチン接種への医科診療所での対応についての質問では、「自院での個別接種」57.4%、「集団接種会場への出務」47.8%となった一方で、「対応しない」は18.2%と、8割を超える医療機関で何らかの対応を実施する予定であると説明し、「新型コロナ禍の収束に向け、公立・公的医療機関のみならず、開業医などの民間医療機関も対応している」と強調した。
 報告会を受けて、神戸新聞は、5月31日付の夕刊にて、「ワクチン個別接種 苦慮する県内医療機関」「予約受付 6割混乱懸念」などの見出しで報道。ワクチン接種についての課題について、「来院や電話などによる予約受付の混乱」「キャンセルへの対応」「公的予約システムの混乱や機能不全」「副反応への対応」がいずれも4割以上を占めたことをグラフ付きで紹介した。
 また同紙は、歯科医師による接種を認めたことについても6割超の歯科医療機関が賛成し、すでに1割超が集団接種に協力しているとした上で、会員の意見で寄せられた「医療事故があったら誰が責任をとるのか」との不安の声も合わせて紹介した。
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