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神戸市長選挙 岡崎史典氏と政策協定 市民生活応援の市政へ転換を 市民にあたたかい神戸をつくる会共同代表 岡崎 史典氏

2021.10.15

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市民にあたたかい神戸をつくる会共同代表
岡崎 史典
【おかざき ふみのり】1968年生まれ。兵庫県労働組合総連合事務局次長。「神戸・市民要求を実現する会」などの市民団体の事務局長として神戸市政にかかわる運動の先頭に立つ。

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岡崎史典氏(左手前)と協会が政策協定を結ぶ

 医療・社会保障切捨て、大型開発優先の神戸市政を転換しよう−−。協会と同神戸支部は10月31日投開票の神戸市長選挙にあたって、9月16日の支部幹事会と9月25日の理事会で、市長選挙への立候補表明を行っている「神戸・市民要求を実現する会」の事務局長である岡崎史典氏と政策協定を行った上で、支持推薦することを承認。10月2日に岡崎氏本人と「2021年神戸市長選挙にあたって開業保険医師、および歯科医師の重点要求(案)」(前号既報)の全項目について合意し、支持推薦を行った。

 神戸市長選挙にあたって、協会神戸支部は9月16日の幹事会で、「2021年神戸市長選挙にあたって開業保険医師、および歯科医師の重点要求(案)」を討議し、現在の久元喜造市政について、「不要不急の三宮再開発と、人口の少ない市域の行政サービスを切り捨てる神戸市都市空間向上計画を強引に進める一方で、公約に掲げていた『中学生以下の医療費無料』を撤回し、国の方針に従い国保料の独自控除や法定外繰り入れを廃止してきた」と批判。今回の市長選挙を要求実現の機会として位置づけることを確認した。その上で、今回「市民にあたたかい神戸をつくる会」が擁立した無所属候補である岡崎史典氏は、久元市政の転換をめざすとともに、「神戸・市民要求を実現する会」や「原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会」の事務局長を務めるなど、これまで協会や神戸支部が参加する市民運動をともに進めてきた経験から、岡崎氏と懇談し、政策協定の締結を行った上で、支持・推薦を決定することを確認した。
 神戸支部の決定を受け、9月25日の理事会では、歴史的経過も踏まえて「神戸市は兵庫県と同等の重みをもつ政令指定都市であり、神戸市長選挙において特定の候補を協会本体が支持推薦することができる」と確認。神戸支部と同様、政策協定の締結を行った上で、支持・推薦を決定することを確認した。
 これを受け、10月2日、西山裕康理事長、武村義人・加藤擁一・森岡芳雄・近重民雄・口分田真各副理事長と木原章雄理事、宮崎義雄顧問が、岡崎氏に「2021年神戸市長選挙にあたって開業保険医師・歯科医師の重点要求(案)」を示して、政策協定について協議した。協会からは、「市内で病院小児科が次々と閉鎖されていることについて、各病院への対策を強めてほしい」「歯科の矯正治療が保険適用されていない。子どもの口腔の発達が親の経済力で左右されかねない。行政として対策すべきだ」などと訴えた。岡崎氏は学校法人の理事を務めた経験などから、「ご指摘はその通り。現在の久元市長は、選挙公約に掲げていた『中学生以下の医療費無料』を撤回し、『明石市でも三木市でも引っ越されたらよい』などと強弁するなど、市民の子育てを全く応援する気がない。こうした市政を転換したい」と決意を述べた。新型コロナ対策についても久元市長の民間企業やボランティア丸投げのワクチン行政などを批判し、「開業保険医師・歯科医師の重点要求(案)」を医療分野政策の中心に位置付けてたたかうことを強調し、政策協定に調印した。

選挙活動は「有志の会」で

 方針では、協会として支持推薦を行うものの、個々の会員の思想・信条・政治活動の自由を保障する立場から、選挙活動は協会とは別に「有志の会」で行い、有志の会への賛同を呼びかける。

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