兵庫県保険医協会

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協会のコロナアンケート関テレなどで報道
コロナ急拡大で診療所の負担増

2022.03.05

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関西テレビが結果報告会の模様を映像で紹介

 オミクロン株による新型コロナウイルス感染症の急拡大を受けて協会が実施した「新型コロナウイルスの感染拡大に対する第7回アンケート調査」(前号既報)では、地域の医療機関へ深刻な影響が出る一方、多くの医療機関が新型コロナ疑い患者を診察している実態が明らかとなった。2月16日にはマスコミ向けの報告会を実施し、関西テレビとしんぶん赤旗で結果が報道された。

 関西テレビは、アンケート結果について、「濃厚接触者や子どもの休校などで職員が休業を余儀なくされた医療機関は4割となり、そのうちの6割では診療の縮小や、検査の中止などの影響が出た」「協会は、今後さらに状況が悪化することが危惧されるとしています」と紹介。西山理事長が報告で「医療機関の多くが通常の診療に加えCOVID-19疑い患者の診療や経過観察、さらにワクチン接種を行ってるため、多忙を極めている」と発言している様子をVTRで放送した。
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診療所の6割超でコロナ疑い患者を診察していると赤旗が報道

 しんぶん赤旗は、「コロナ疑い患者6割超が『診療』」と報道。コロナ疑い患者を診察しているのは「発熱等診療・検査医療機関」の指定を受けていない医療機関も含めて、全体の6割を超え、1日平均で有症状者9.3人などを診察し、通常診療とワクチン接種も加わり多忙を極めると協会が指摘したと報道。検査キットの在庫状況についても、「医科では2~3日分が28.2%、なし10.9%。歯科の60.4%が『確保できていない』と回答」と、結果について詳細に報道した。
 協会は、マスコミ報告会に来場しなかった報道機関にもアンケート結果についての情報を提供。より多くのマスコミで報道されるよう、結果の広報を進めている。
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