兵庫県保険医協会

　「患者も医療者も求めていない」「義務化は撤回を！」－－。政府がオンライン資格確認の来年4月からの原則義務付けを示したことに対して、協会が撤回を求めて行っている医師・歯科医師署名。9月9日までに、FAXとオンラインで医師・歯科医師385筆の署名が寄せられ、「私の一言」欄には、撤回を求める会員の声がびっしりと書き込まれている。寄せられた声の一部を紹介する。

・横暴すぎる。コロナで忙しい時になぜ医療機関に負担を強いるのか？

（中央区・医師）

・2023年3月末までは不可能であると考えられ、義務化の撤回と延長を望みます。また、マイナンバーカードの健康保険証利用も反対です。

（伊丹市・医師）

・カードリーダーを使用する場合、現在の電子カルテでは接続できず、新しい電子カルテを再度購入しないといけないようで100万円単位の機械が必要でとても補助金では足りません。これだけのために更新するにはあまりにも高額です。

（須磨区・医師）

・地域の過疎化が進んでいる田舎で、90代80代70代の通院の方々が多く、独居の方も多い。早急に義務化を推し進めていってもうまくいかない。

（姫路市・医師）

・閉院せざるを得ない。

（加古川市・医師）

・NTTフレッツ光の回線が来ない。システム導入ができない。他の回線では、ランニングコストがものすごく高くなります。

（加東市・医師）

・国家権力の横暴を許すな！

（北区・歯科医師）

・導入しなければ保険医取り消しとは脅迫です。そんなことは許されません。

（尼崎市・医師）

・マイナンバーカードそのものに反対します。

（北区・歯科医師）