兵庫県保険医協会

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いのちまもる10・19総行動 3千人がアピール
診療報酬の大幅引き上げを!

2023.11.05

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「医師・看護師を増やせ」「保険証をなくすな」など大いにアピール

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参加した(右から)武村義人・白岩一心両副理事長、川西敏雄参与、杉山正隆保団連理事(日比谷野外音楽堂)

 医療・介護・福祉の国の予算を増やし、いのちを守る社会へ--。保団連など医療団体と労働組合で作る実行委員会は10月19日、東京・日比谷野外音楽堂で医療・介護・福祉の予算増を求める「いのちまもる総行動」を開催し、オンラインと合わせて全国から医療関係者ら3100人が参加した。兵庫協会から武村義人・白岩一心両副理事長、川西敏雄参与が参加した。

 集会では、医療・介護・保育の各分野の代表がリレートークし、現場の実態を語り、政府に対する要求を訴えた。集会後、参加者は社会保障の充実を訴えて東京駅までパレードを行った。
 ゲストとしてお笑い芸人「ザ・ニュースペーパー」が登壇し、コントにより会場を盛り上げた。
 医療現場からの訴えでは、保団連理事の山崎利彦先生がマイナンバーカードの保険証利用の強制による国民皆保険制度崩壊の危険性を指摘し、現在の保険証が今まで通り使えるようにみんなと力を合わせて頑張りたいと呼びかけた。
 保育や介護の現場からは、保育士や介護職員の賃金が低すぎ、職員が少ないなかで、必死に奮闘しているとして、社会保障費を増やし、待遇を改善する必要性が訴えられた。
 会場参加者は「いのちまもる」「保険証なくすな!」と書かれたプラカードやうちわを掲げ、「健康保険証をなくすな」「賃金を大幅に引き上げろ」「戦争する国づくり反対」などとアピールしつつ、銀座のまちをパレードした。
 本集会には日本医師会・日本歯科医師会をはじめ全国の医師会・歯科医師会からメッセージが寄せられた。県内では、宝塚市医師会・伊丹市医師会・宍粟市歯科医師会からメッセージが届いている。
 政党からは、立憲民主党の近藤昭一・吉田統彦・野間健各衆議院議員、日本共産党の田村智子・倉林明子・吉良よし子各参議院議員が参加した。
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面談に応じた宮本たけし衆議院議員(右から2人目)

国会へ議員要請も
 午前中には、保険証の存続や診療報酬大幅引き上げを求めて、国会議員への要請を行った。国会開会前日の多忙ななか、宮本たけし衆議院議員(共産)と面談。
 宮本議員は「軍事費ではなく、社会保障費増が必要。保険証存続のためにがんばりたい」などと応じた。
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