兵庫県保険医協会

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神戸・元町の街頭で訴え 切実な声ぞくぞく
「保険証残してほしい」 30分で署名49筆集まる

2024.10.25

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①保険証存続を訴える大澤理事
②通行人が次々と立ち止まって署名
③保険証廃止への不安や疑問の声が寄せられた

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街頭宣伝最後に参加者全員で並んでアピール

 多くの反対・懸念の声を無視して、政府が12月2日から保険証を廃止しようとしていることに対し、協会は10月12日、神戸元町・大丸前で街頭宣伝を実施。役員7人が白衣姿でマイクを握り、マイナンバーカードは任意であることや医療現場でトラブルが相次いでいることなどを紹介し、保険証の存続を訴え、30分で「保険証を残そう!!」署名49筆が集まった。

 当日は西山裕康理事長、武村義人・口分田真・白岩一心各副理事長、大澤芳清・水間美宏両理事、川西敏雄参与が参加した。
 マイクを握った大澤理事は「このまま保険証を廃止することは、医療を受ける権利の侵害になりかねない。医療機関でのトラブルも続いており、皆が安心して医療を受けられるためには、保険証の存続が必要」などと訴え、署名への協力を呼びかけた。
 訴えを聞いた人たちが立ち止まり、「この署名は協力したい」「12月以降どうなるのか不安」などと次々と署名に応じた。
 また、シール投票も「健康保険証これからどうすべき?」として実施、「保険証を残して選択制」「マイナ保険証廃止」への投票が多数となった。
 保険証新規発行停止の12月2日を前に、協会は「保険証を残そう!!」署名への取り組みを軸に、保険証を残すための取り組みを重点的に進める。会員の皆様には、12月以降も現在の保険証が使えることや情報漏洩リスクなどを知らせる景品付きクイズチラシ「クイズで考える日本の医療」や、署名ハガキ付きリーフレットなどもご活用の上、署名へのご協力をお願いしたい。
※集まった署名は11月20日までに協会事務所へご返送ください。11月28日に新たな国会へ持参します。
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