歯科部会だより
リーフレット「歯のかぶせ物・入れ歯の安全性について考える」ご活用下さい
2011.10.22
保団連リーフレット
「歯のかぶせ物・入れ歯の安全性について考える」をご活用下さい
協会・保団連は、海外技工物の問題について、市民対象に分かりやすく解説したリーフレットを作成し、月刊保団連に同封してお配りしています。
歯の治療は、人工的な材料、歯科技工物(かぶせ物やつめ物、入れ歯)を使って、欠けた部分を直していきます。歯科技工物の安全性と品質に対するチェックは食品などと同様に極めて重要です。
国内の歯科技工物については、材料は薬事法、製作者は歯科医師法、歯科技工士法という厳しい法律のもとで製作され、品質と安全が確保されています。
ところが、海外で製作される歯科技工物は、輸入食品や国内歯科技工物などと違い、「医薬品ではない“雑貨扱い”」とされ、国内において法律上の制約、行政上のチェックがないまま輸入され、歯科治療に使われています。
厚労省も海外技工物は“雑貨扱い”で良いとしていますが、それで良いのでしょうか? 保団連は安全性が保障された歯科技工物を提供できるよう、海外歯科技工に反対し、国内での歯科技工の体制強化を求めています。