歯科部会だより
7月歯科特別研究会「歯科訪問診療時の留意点~認知症・高齢者の口腔機能管理の実際~」案内
2012.05.23
会員の先生はもちろん、歯科衛生士の皆さまもご一緒にご参加ください!
歯科特別研究会 ◆◇在宅療養支援歯科診療所届出研修対応◇◆ ご案内
歯科訪問診療時の留意点 ~認知症・高齢者の口腔機能管理の実際~
日 時 7月8日(日) 午後2時~5時
会 場 兵庫県保険医協会5階会議室 (JR・阪神「元町」駅東口から南へ徒歩7分)
講 師 尼崎市・村内歯科医院院長 村内光一先生
定 員 120人(事前申込順)
参加費 無料
*協会未入会の先生はこの機会にご入会の上ご参加ください。(入会金なし。月会費:歯科開業医5,000円、歯科勤務医3,000円)
開業して33年が経ちました。開業当初より往診をしていますが、時代の流れと共に対象の方も処置内容も変化してきました。現在下記のような方々に往診しています。
1.脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)
2.神経難病(パーキンソン病、ALSなど)
3.廃用性(長期入院、高齢者、認知症など)
4.脳外傷
5.障害児(人工呼吸器装着児など)
これらの方々やご家族の歯科往診に対する望みはさまざまで、普段診療室でおこなっているような治療だけでは満足していただけないことが多くあります。今回は頻度の多い1、2、3のケースを中心に治療に際してはどのように考えて対応しているのかを話させていただきます。
一方、誤嚥性肺炎の認識が広まるにつれて口腔ケアや摂食嚥下の相談も増えています。多くの患者さんが望まれている「一日でも長く在宅で過ごしたい」気持ちを大切に、この問題にどう取り組んでいるのか症例を通して説明させていただく予定です。 (村内 光一記)
上記の通り歯科特別研究会を開催します。今回の研究会は、在宅療養支援歯科診療所の施設基準に定められた「高齢者の心身の特性」「口腔機能の管理」「緊急時対応」研修にも対応した内容としてー受講証を発行します。会員の先生方をはじめ、会員医療機関の歯科衛生士さんもご一緒にご参加下さい。参加は無料、定員は120人です。お早めにお申し込み下さい。