歯科部会だより
<ご案内>11月歯科定例研究会「インプラント治療のトラブルを回避するための鉄則とは?」
2013.09.11
<ご案内>11月歯科定例研究会「インプラント治療のトラブルを回避するための鉄則とは?」
日 時 11月10日(日)14時~17時
会 場 兵庫県保険医協会会議室(神戸フコク生命海岸通ビル5階)
講 師 芦屋市・野阪口腔外科クリニック院長 野阪 泰弘先生
参加費 会員無料
定 員 120人(事前申込順)
※協会未入会の先生は、この機会にご入会の上ご参加下さい(入会金:なし。月額会費:開業医5,000円、勤務医3,000円)
近年、インプラント治療のトラブルは、マスコミに取り上げられて社会問題に発展し、患者や歯科医師に大きな不安を与えている。インプラント 治療は、補綴治療の選択肢として有用であるが、異物を生体に埋入する手術が必要という特徴があり、骨結合を獲得させることが絶対条件である。また、補綴物を装着した後も、異物が清潔域と不潔域を貫通して存在しているという過酷な環境下で、骨結合を維持させる必要がある。さらに、骨結合の獲得と維持は生体の反応によって生じるため、インプラント治療には不明なことも多数存在していることを認識すべきと考えられる。
一方、インプラント治療は自費であるため費用が高額で、患者の期待度もおのずと高くなる。したがって、病気を治療する医療行為におけるインフォームドコンセントでは不十分なこともあり、保証期間を含めた特殊な患者説明が必要と考えられる。
本講演では、インプラント治療におけるトラブルを手技的な問題とインフォームドコンセントに分けて説明し、トラブルを回避するための鉄則について考察する予定である。 【野阪記】
お問い合わせは、協会事務局まで 電話078-393-1809