兵庫県保険医協会

＜感想文＞社保・審査、指導対策　歯科会員懇談会・姫路

縦覧点検などの現状語る
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歯科部会は10月19日、姫路じばさんびる会議室で、歯科社保・審査、指導対策についての懇談会が開催し、24人が参加した。参加者の感想文を掲載する。

　折しも集団的個別指導が、10月17日に姫路会場で実施されたばかりでした。
　日常の先生方の疑問また返戻・査定事例を提供していただき、お気軽な、そして活発な意見を出し合う会が行われました。
　まず開催に際し協会副理事長・川村雅之先生の挨拶をいただき、工藤大八郎先生から「審査の現状について、とくに電子レセプト対象にはじまった支払基金での縦覧点検等について」、坂口智計先生から「Ｐ治療の流れについて」解説していただきました。
　2015年4月以降は、全てレセプトオンライン化に移行する中、当日参加の先生は、まだ紙レセプトが多いということもあり、質問、また忌憚のないたくさんのご意見が出てまいりました。
　質疑に対して、審査の状況や紙レセプトでは分からない部分が電子レセプトでは査定されてしまうような事例を具体的に説明いただき、参加の先生方も大変参考になったかと思います。
　また傾向的なリコールについての注意、縦覧点検や投薬の突合点検、そして上位8％高点数の集団的個別指導の現状、それから長期にわたるＰ治療におけるＳＰＴについて、議論が飛び交い、２時間ほどもあっという間に過ぎてしまいました。
　今後ますますの皆様のご健勝を祈念し、そしてこのような会の開催に深謝申し上げます。【姫路市・歯科　小松　盛樹】