歯科部会だより
<感想文>1月歯科定例研究会「診療が変わる くすりの知識」
2014.03.04
<感想文>1月歯科定例研究会
日々進化する薬の知識学ぶ
歯科部会は1月19日、協会会議室で歯科定例研究会「診療が変わる くすりの知識」を開催。明和病院歯科口腔外科部長の末松基生先生を講師に、108人が参加した。司会を務めた谷端美香先生の感想文を掲載する。
私が以前在籍しておりました、大阪大学歯学部口腔外科の上司という縁で、末松先生に快くお引き受けいただき、今回の講演が成立した次第です。
私たち開業医は、ますます増える高齢者と有病者の歯科治療を日々行っています。処方されている薬も多量で、高齢者にいたっては何件もの医療機関を受診し、本人ですら病状を理解していないことも多々あります。
これまでは処方されている薬で漠然と病名を理解するだけだったのですが、今回、末松先生から、処方されている薬から全身状態を把握するという、目からうろこの落ちる説明を受けて感服しました。
また、処方される薬も日々変化、進化していき、それにより、対応が必要になることも勉強になりました。歯科開業医にとって、日ごろより医科と情報を共有している末松先生の教えには頭が下がる思いでした。
今回は全身疾患の薬の内容でしたが、次回はぜひとも歯科の投薬についても講演していただきたく思いました。 【芦屋市・歯科 谷端 美香】