歯科部会だより
<感想文>2月歯科社保・審査、指導対策研究会
2014.03.13
<感想文>
歯科社保・審査、指導対策研究会
電子請求で審査強化すすむ
歯科部会は2月16日、協会会議室にて歯科社保・審査、指導対策研究会「電子レセプトに対する審査強化への対応」を、協会歯科部会・社保対策講師陣を講師に開催し、126人が参加した。参加者の感想を掲載する。
日曜日の午後、しかも一歩も外に出たくないような寒空の中というのに、協会会議室では、126人もの会員の先生方の、電子請求でこれからどうなっていくのだろうという不安と、何とかしなければならないという熱気が感じられました。
まず電子請求猶予終了までに知っておきたいこと、その方法、免除の要件、オンライン請求と電子媒体請求の流れがわかりやすく解説されました。(ちなみに電子レセプト請求の歯科医療機関は2013年12月現在、兵庫県で50.5%とのこと)
続いて、縦覧突合点検、日付情報点検が強化された中での、審査の具体的な内容について説明されました。また、歯科原審査における基本的な考え方、返戻の原則についてや、コンピューター審査がどう強化されているのかについて、実例と画像審査イメージをまじえての解説があり、紙では分からなかったことが電子レセプトでは査定されてしまうことが理解でき、明日からの保険診療にとても役立つ内容でした。
当たり前のことですが、やはり日常のカルテ記載をコンピューター任せにせず、保険ルールの理解をしっかりと深め、萎縮診療にも傾向ワンパターン診療にもならないようにと、襟を正す思いでした。
講師陣の先生方、これからも迷える羊(?)をお救い下さい。迷うわ。 【西宮市・歯科 小田 泰史】