歯科部会だより
<ご案内>4月歯科定例研究会「シェーグレン症候群に対する唾液腺機能再生療法」
2014.04.13
<ご案内>
4月歯科定例研究会「シェーグレン症候群に対する唾液腺機能再生療法」
日 時 4月13日(日)14時~17時
会 場 保険医協会5階会議室
講 師 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 口腔内科学分野 東 雅之 先生
伊丹市・かわむら歯科医院 川村 雅之 先生
定 員 120人(事前申込順)
超高齢社会が到来し、今後50年のうちに65歳以上の人口は総人口の50%を超えることが予測されています。また、自己免疫疾患であるシェーグレン症候群は、閉経期以降の女性に好発することが知られています。したがって、このような社会的および病因論的背景より、加齢および疾患に起因した唾液分泌低下症 —ドライマウス— の発症の増加が推測されます。従来より我々は、シェーグレン症候群および加齢によるドライマウスに対する治療法の構築について研究を行ってきております。そして、腺組織の破壊は腺組織に浸潤してきたリンパ球から分泌されたTNF-が、腺房細胞特異的に基底膜を分解することにより引き起こされるという独創的な病変発症機構を提唱し実証して参りました。本日はこれまでの基礎的研究成果とこれに基づいたシェーグレン症候群患者に対する唾液腺機能再生療法につきご報告いたしたいと思います。【東 記】。
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