歯科部会だより
<ご案内>6月歯科定例研究会「歯科における医事紛争の現状」
2014.06.22
<ご案内>
6月歯科定例研究会「歯科における医事紛争の現状」
日 時 6月22日(日)14時~17時
会 場 兵庫県保険医協会会議室(神戸フコク生命海岸通ビル5階)
講演① 「歯科における医事紛争の現状」
講 師 米田泰邦法律事務所・弁護士 鵜飼 万貴子先生
講演② 「増加する矯正歯科での医事紛争」
講 師 日本矯正歯科学会指定 医療賠償保険代理店代表 佐野 照仁氏
参加費 会員無料
定 員 120人(事前申込順)
※協会未入会の先生は、この機会にご入会の上ご参加下さい(入会金なし。月額会費開業医5000円、勤務医3000円)
ここ近年,医療裁判の総件数は減っていますが、歯科については漸増しています。とくに矯正歯科での医事紛争が増加傾向にあります。日本矯正歯科学会ではガイドラインにおいて上顎前突の上顎骨成長抑制の治療効果は否定的であり、機能的装置が成長期の上顎前突に対して、骨格系の改善に臨床的効果を及ぼすという科学的根拠はなく、否定的であると公表していることをご存知でしょうか。
今回の歯科定例研究会では、鵜飼万貴子先生に医療側弁護士の視点から、他の診療科にはない歯科特有の傾向や歯科での医事紛争の一般的な現状について、佐野照仁氏に医賠責保険代理店の視点から、最近増加している矯正歯科での医事紛争の特徴について、それぞれご講演いただきます。