歯科部会だより
<ご案内>11月歯科定例研究会「新世代のCAD/CAMとメタルフリー修復」
2014.11.02
<ご案内>
11月歯科定例研究会「新世代のCAD/CAMとメタルフリー修復」
日 時 11月2日(日)14時~17時
会 場 兵庫県保険医協会会議室(神戸フコク生命海岸通ビル5階)
講 師 大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座 クラウンブリッジ補綴学分野 准教授
中村 隆志 先生
定 員 120人(事前申込順)
※協会未入会の先生は、この機会にご入会の上ご参加下さい
最近では、患者の審美性に対する要求が高まり、機能だけでなく歯冠色を回復する処置が望まれるようになった。一方、歯科用金属の価格が高騰し、金属に代わる材料が求められている。このような要求に応えるものが、セラミックスやレジンだけで行うメタルフリー修復であろう。
セラミックスは、審美性に優れる半面、長時間に及ぶ技工が不可欠であったが、21世紀になり、CAD/CAMシステムが応用されるようになると加工が大幅に省力化された。一方、クラウンブリッジ用レジンも手作業で築盛、重合されていたが、高品質の既製レジンブロックをCAD/CAMシステムで加工することが可能となり、破折しにくいクラウンの製作が可能となった。このような背景のもとで、CAD/CAMシステムにより加工した小臼歯のハイブリッドレジンクラウンが保険導入されることになった。
今回の講演では、CAD/CAMシステムの変遷や使用材料、さらにCAD/CAMクラウンの基礎と臨床での注意点を中心に述べていきたい。【中村 記】
お問い合わせは協会事務局まで 電話078-393-1809