歯科部会だより
<ご案内> 3月歯科定例研究会 「科学的根拠に基づく抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン2015年版の読み解き方」
2015.03.29
<ご案内>
3月歯科定例研究会
「科学的根拠に基づく抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン2015年版の読み解き方」
日 時 2015年3月29日(日)14時~17時
会 場 兵庫県保険医協会会議室(神戸フコク生命海岸通ビル5階)
講 師 獨協医科大学医学部口腔外科学講座主任教授/日本有病者歯科医療学会
抗血栓療法ガイドライン改訂ワーキンググループ委員長
川 又 均 先生
定 員 120人(事前申込順)
※協会未入会の先生は、この機会にご入会の上ご参加下さい。(入会金:なし。月額会費:開業医5,000円、勤務医3,000円)
我々が「科学的根拠に基づく抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン2010年版」を発表後5年が過ぎ、その間、新規経口抗凝固薬(直接トロンビン阻害薬:ダビガトラン、第Ⅹa因子阻害薬:リバーロキサバン、アピキサバン、エドキサバン)が販売された。2010年版のガイドラインの普及で現在ワルファリンを中止して抜歯をする歯科医は激減したと思われる。今回、日本有病者歯科医療学会主導で、本ガイドラインの改訂を行った.
改訂ガイドラインでは『直接トロンビン阻害薬(ダビガトラン)あるいは第Xa因子阻害薬(リバーロキサバン、アピキサバン、エドキサバン)服用患者で、原疾患が安定し、至適量が投与されている患者では、これらの薬剤を継続投与のまま(適切な時間に)抜歯を行っても、適切な局所止血を行えば重篤な出血性合併症を発症する危険性は少ないとされている。(後略)』という推奨を行った。 本講演では、作成実務者の立場で、この改訂ガイドラインの読み解き方を紹介する。【川又 記】