歯科部会だより
<ご案内>5月歯科定例研究会「抜歯と合併症」
2015.05.10
<ご案内>5月歯科定例研究会「抜歯と合併症」
日 時 5月10日(日)14時~17時
会 場 兵庫県保険医協会会議室
講 師 尼崎中央病院歯科口腔外科部長 佐々木 昇先生
定 員 120人(事前申込順)
※未入会の先生はこの機会にご入会の上ご参加下さい(入会金なし。月会費:歯科開業医5,000円、同勤務医3,000円)。
抜歯は一般的な歯科臨床で最もよく行われる外科手術です。難易度はさまざまで、きわめて容易なものから、手技を誤れば何時間もかかるような難しいものまであります。安全でスムーズな診療を行うためには、難症例を見抜く目と、難局を切り抜けるために必要な技術を身につける必要があります。
抜歯にともなって発生する可能性がある合併症についても、具体的な対応策をもっておくことが重要です。かれこれ10年ぐらい前から何かと問題になっている顎骨壊死は、最近になっていろいろなことが分かってきました。治療法は変遷を重ねており、一般開業医での対応も今後大きく変わる可能性があります。また最近では新しい抗凝固薬が市場に出回るようになり、抜歯をはじめとする観血的処置時の対応も従来のワーファリン症例と同じようなやり方では通用しなくなりつつあります。
本講演では、抜歯とその周辺の情報を時間の許す範囲内でご紹介したいと思います。【佐々木 記】