歯科部会だより
<ご案内>5月歯科定例研究会「健康長寿の基盤は咀嚼と義歯」
2016.05.22
<ご案内>
5月歯科定例研究会「健康長寿の基盤は咀嚼と義歯」
日 時 5月22日(日)14時~17時
会 場 兵庫県保険医協会会議室(神戸フコク生命海岸通ビル5階)
講 師 東京医科歯科大学大学院 高齢者歯科学分野教授 水口 俊介先生
定 員 120人(事前申込順)
参加費 無料
我が国では人口の高齢化が急速に進展しています。団塊の世代が後期高齢者となる2025年には75歳以上が2179万人と推計されています。後期高齢者は様々な老年症候群、なかでも虚弱、サルコペニア、ロコモティブシンドローム、そして認知症が増えてまいります。したがって、健康長寿社会を実現するためには、要介護にならない方策、あるいは健康な時期を長くし要介護になる年齢を遅らせる方策、すなわち健康寿命の延伸が必要となります。
その必要条件としては運動と栄養と社会性ですが、それには健全な咀嚼機能や口腔の審美性を維持増進することが必須となります。そして歯を失った高齢者にはよい義歯を作って差し上げることが重要になります。これからの地域包括ケアシステムの中での歯科医師の役割はそこにあると思います。
本日は健康長寿と咀嚼との関係、そして咀嚼機能の基盤となる義歯製作のポイントについて解説させていただきます。あわせて、軟質リライニングや市販の安定剤についても要点をお話いたします。【水口 記】
協会未入会の先生は、この機会にご入会の上ご参加下さい。(入会金:無料。月額会費:開業医5000円、勤務医3000円)
お申し込み、お問い合わせは、電話078-393-1809まで